PDFからJPGへ:画質とファイルサイズの関係
PDFのページから作ったJPGは、そのページをコンパクトな画像にしたものです。可逆なコピーではありません。JPGが得意なことと、細部を手放すところを知っておくと、適切な解像度を選びやすくなります。
JPGはもともと非可逆
JPGは画像を近似して保存することで、ファイルを小さく抑えます。目で見て気づきにくい細部を、特になめらかな色の変化や写真で手放します。小さな文字、細い線、図表のようなはっきりした輪郭では、拡大したときにこの近似が、わずかなぼやけや文字のまわりのかすかなにじみとして見えることがあります。
同じサイズの2ページで大きく差が出る理由
- 写真の多いページやスキャンしたページは、細かな質感に満ちています。JPGはこうした内容のために設計されています。
- 文字や線のページは、ほとんどが白で、はっきりした暗い輪郭があります。通常の表示倍率ではきれいに見え、ファイルサイズは指定したピクセル数に大きく左右されます。
内容によって大きく変わるため、JPGのサイズを事前に約束することはできません。元のPDFより小さくなることも、大きくなることもあります。結果のサイズは、各ページの内容と寸法、選んだ解像度、保存するページ数によって決まります。
解像度と画質は別の設定
- 解像度(dpi)は、ページを何ピクセルで描くかを決めます。ピクセルが多いほど細部が増え、ファイルも大きくなります。3つの選択肢の比較は96・150・300 dpiの選び方で説明しています。
- JPGの画質は、そのピクセルをどれだけ強く圧縮するかを決めます。
PDF to JPGでは、JPGの画質はあらかじめ決まっています。選ぶのは解像度で、どの書き出しも同じ画質設定を使います。画質のパーセンテージを選ぶ項目はありません。JPGへのエンコードはブラウザーが行うため、同じページでもブラウザーによってバイト数が少し異なることがあります。
実用的なヒント
- 画面での共有や閲覧には、デフォルトの150 dpiから始めるのがおすすめです。
- 拡大して見る小さな文字や細かい図面には、300 dpiを使ってください。
- ファイルが大きすぎて送れない場合は、まず96または150 dpiを試してください。
- JPGとして保存すると、ある程度の圧縮がかかります。輪郭のまわりの圧縮の跡が用途上問題になる場合は、PDFを残しておいてください。このツールが作るのはJPGだけです。
- 元のPDFは残しておいてください。JPGはページの画像であって、文書の代わりにはなりません。